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「同じ水のなかで」競い合う未来へ パラ水泳・鈴木孝幸選手の“挑戦”を描く児童向けノンフィクションが静山社から登場

「同じ水のなかで」競い合う未来へ パラ水泳・鈴木孝幸選手の“挑戦”を描く児童向けノンフィクションが静山社から登場

株式会社静山社は、2026年10月に児童向けノンフィクション『同じ水のなかで 鈴木孝幸選手の挑戦は止まらない』を刊行しました。主人公は、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会・パラ水泳日本代表・金メダリストの鈴木孝幸選手です。本書は、鈴木選手が歩んできた道のりと、その先に描く未来への思いを、子どもたちに向けて綴った一冊です。

「同じ水のなかで」競い合う未来へ パラ水泳・鈴木孝幸選手の“挑戦”を描く児童向けノンフィクションが静山社から登場

世界の舞台で泳ぎ続けてきたパラアスリート

鈴木選手は、生まれつき手足に重い障がいがあります。それでも世界の舞台で挑戦を重ね、パラリンピックで数々のメダルを手にしてきた競泳パラアスリートです。

1987年に静岡県で生まれ、6歳で水泳を習い始めました。16歳からは障がい者の水泳大会に本格的に出場するようになり、2004年、高校3年生のときに日本代表としてアテネパラリンピックに出場しています。2008年の北京パラリンピックでは競泳チームの主将を務め、50m平泳ぎで金メダル、150m個人メドレーで銅メダルを獲得しました。その後も5大会連続でパラリンピックに出場し、2021年と2024年には紫綬褒章を受章しています。

障がいの有無を超えて競い合う大会を自ら創設

長く日本代表として世界と渡り合ってきた鈴木選手ですが、目指しているのは競技での結果だけではありません。スポーツの力によって、障がいがあってもなくても誰もが共に生きられる社会をつくりたい。その思いから、自ら「鈴木孝幸杯インクルーシブ短水路水泳競技大会」を立ち上げました。

この大会では、障がいのある人もない人も、同じ水のなかでレースに臨みます。そこには、お互いの違いを認め合い、共に過ごせる社会を当たり前のものにしたいという願いが込められています。自分の限界に挑みながら道を切り拓いてきた鈴木選手の歩みは、スポーツの可能性を広げると同時に、社会のあり方を問いかける挑戦でもあります。

「同じ水のなかで」競い合う未来へ パラ水泳・鈴木孝幸選手の“挑戦”を描く児童向けノンフィクションが静山社から登場

命をテーマに書き続ける高橋うららさんが執筆

本書では、競技者としての軌跡に加え、一人ひとりが自分らしく生きられる未来を目指す鈴木選手の思いが描かれています。対象年齢は小学5・6年生からで、希望に満ちたノンフィクション作品として仕上げられています。

著者の高橋うららさんは東京都生まれで、日本児童文芸家協会の理事長を務めています。障がい者問題や動物保護、戦争、環境など、命をテーマにした小・中学生向けノンフィクションを手がけてきました。毎日児童小説優秀賞、宝塚ファミリーランド童話コンクール特賞日本アンデルセン協会賞を受賞したのち、2001年に『いい天気』でデビュー。『災害にあったペットを救え 獣医師チームVMAT』(小峰書店)では第3回児童文芸ノンフィクション文学賞を受賞しています。

ほかの著書には、『風を切って走りたい! 夢をかなえるバリアフリー自転車』『見えない壁だって、越えられる。クライマー 小林幸一郎の挑戦』(金の星社)、『自分らしく、あなたらしく: きょうだい児からのメッセージ』(さ・え・ら書房)などがあります。

書籍情報

  • 書名:同じ水のなかで 鈴木孝幸選手の挑戦は止まらない
  • 著者:高橋 うらら
  • 発売日:2026年10月8日
  • 定価:1,760円(10%税込)
  • 版型:四六・上製
  • ページ数:144ページ
  • 対象年齢:小学5・6年生から
  • 発行:静山社

出典:株式会社静山社